>>716
先輩「そうだ。何ら法律に反することなく人を発狂させたり自殺させる。
  勿論このガスライティングは単独では不可能だ。それなりの人数を揃える必要があるがな。

  あとな、上の交番での青年の訴えだが、こういったターゲットの証言が
  第三者の理解を妨げるもう一つの重要な原因があってな、ターゲットが救出されない
  大きな要素となっている。」
自分「もう一つの原因?何ですか、それは。」
先輩「このガスライティングって、いざ始まるとターゲット独自の展開になっていくんだよ。」
自分「ターゲット独自の展開?」
先輩「ああ。つまりこういう事だ。上の、腕時計の青年の例で説明しよう。
  
�@青年、毎朝いつもの通勤道で、妙な腕時計の仕草をする奴等に遭遇する。
�A初めは無視していたがあまりにも連続して気味が悪いため、通勤道を変更する。
�Bところが変更した通勤道にも、同じ仕草の妙な奴等が現れ始める。
�C青年顔面蒼白になり、また道を変える。今度は方角も違う方角から駅に向かう。
�D・・・以下色々変更していく。(次第に当初からは、かけ離れた状態に変化していく)

 この展開ってのは、青年が変更したから『奴等が付いて来た』という話になる。
 で、変更しても変更してもしつこく現れるため、この経緯の説明は、
 『僕が道を変えたから奴らも変えてきた。変えた所に付いて来た。
なので次は僕はこう考えてこう対策した。ところが奴らもそれを読んで更にこうしてきた。』といった
青年の主観が強い証言・説明になり、これを客観的に他人が聞くと、非常に妄想じみた話に聞こえる。

しかも変更・変化が重なって重なって事態が進行すると、青年は事の初めからを、
他人にうまく説明できなくなってくる。その上、時系列の記憶違い等も発生する。
自分の身に起こっている事なのに説明不能・困難になってしまい
 こうしてターゲットの話は誰からも信じてもらえないのさ。」

自分「・・・す、凄いっす・・」