伊丹の名誉市民に田辺聖子さん
 
今年、文化勲章を受章した伊丹市在住の小説家、田辺聖子さん(80)に、同市は二十二日、「名誉市民」の称号を贈ることを決めた。
同市の名誉市民は三人目。
来年二月九日、いたみホール(同市宮ノ前一)で贈呈式が行われる。(金 旻革)
同日の市会本会議で同意を得て決定した。
田辺さんは、同市に三十年以上住み、鋭い人間観察と知性をユーモアで包んだ個性豊かな小説やエッセーを執筆。
一九六四年の「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)」で芥川賞を受賞し、九三年には「ひねくれ一茶」で吉川英治文学賞に輝いた。
源氏物語などの古典文学の現代語訳にも力を注いできた。
同市はこれまで、俳句研究者の岡田利兵衞氏(一八九二-一九八二年)と、生物学者の岡田節人(ときんど)氏(81)を名誉市民に選出。
田辺さんは今年八月、同市の魅力をアピールする「伊丹大使」に、作家の宮本輝さんや女優の南野陽子さんらとともに選ばれている。
贈呈式では、市長から田辺さんに、メダルの形をした市民章や賞状などが贈られるほか、俳人の坪内稔典さんが「田辺文学を語る」と題して講演。
田辺さんはパーソナリティーの道上洋三さんと記念対談を行う。
午後二時二十分-同四時二十分。
無料。
一月九日午前九時から同ホールと市役所都市企画室窓口で入場整理券を配布、先着千二百人。
都市企画室TEL072・784・8068

神戸新聞|阪神・北摂|伊丹の名誉市民に田辺聖子さん
http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/0001626211.shtml