茶道を15年、表千家で学んできた者として、インスタグラムの内容には強い違和感を覚えました。

まず、スタッフが帽子や手袋を着用していないこと。さらに、竹山氏のお点前についても、茶道の基本的な作法が随所で省略・勝手に汚いアレンジをされているように見受けられました。

特に、茶をすくう道具(皆さんに分かりやすいよう、あえてこの表現をします)の置き方についても、本来の作法とは逆になっています。だから、お茶筒に抹茶が溜まって見苦しい。

「茶道」「日本文化」として見せるのであれば、最低限守るべき作法や所作があります。それらを大きく省略・変更したうえで、あたかも正式な茶道であるかのように扱うことには、怒りを感じます。

私は表千家で15年間、茶道を学んできました。だからこそ、今回の内容を見て、単なる「ちょっとした違い」とは思えませんでした。完全に怠慢です。

茶道は、道具の扱い、所作、順序、心構えに至るまで、長い年月をかけて受け継がれてきた日本文化です。

文化を広く知ってもらうことは素晴らしいことだと思います。
だからこそ、その文化を扱うのであれば、正確な知識と敬意を持って向き合っていただきたいです。

日本文化を「映える演出」や「金もうけ」のためだけに利用するのではなく、そこに積み重ねられてきた歴史や、守ってきた人々の思いにも目を向けてほしい。

茶道を大切にしてきた一人として、怒りのあまり行きません。