フラリと寄ってみた。
悟りの日時は書かないが、これを悟りと知るまでに時間はかからなかった。人生観はすっかり変わってしまった。
ある日、とても気持ちの良い夢をみた。多幸感で満ち溢れた世界で何もかもが心地よくそのまま目が覚めた。しかし、体が驚くほど軽く腰痛も全く無くなり夢の続きかと思ったほど。
眼に映る全ての存在意義を理解し、普段見る景色が尊いものとなり、万物命の有る無しに関わらず繋がりを感じ、言葉で説明するのは限界があるのだが「理解した」。
色の映る景色がいつもより鮮やかに見えて何もかもが美しい。そして、もう1つの見え方は同じ景色でも意識せずにいると空気までもエネルギーの塊で全身がそれと接し、その中を泳ぐ感覚。
色としてではなくとにかく振動のようなエネルギーを感じ、一体感に包まれる。意識すると自分が自分である事を思い出し、体も認識できる。
全てのものが過去も未来もなくすでに用意されており終わりは始まりである事が理解できた時に、これはキリストや釈迦が体験した悟りじゃないかと思った。
周囲からは異常者扱いされ、人間が中心の世俗というものから解き放たれたい気持ちが我慢できなくなり、自殺も考えた。死は終わりでないと理解したから。
今は思いとどまり、片方では仙人の生活をして、片方では人間の演技をするような形で今に至る。