やぁ、諸君らおはよう。

あなたの身体はカメラであり映写機だ。

あなたの中に内蔵されたフィルムは世界を映しだす。

あなたが見るものはあなたの中にある。

風景、エキストラ、様々なシーン。

つまりあなたが映し出しているその世界は
何であれあなただ。

あなたがアスファルトの割れ目から顔を覗かせる一輪の花に目をやるとき

その膨大なフィルムから
ワンショットにカメラをフォーカスして
そこに詩的映像を映し出すのだ。

人生とは一本の映画だ。

しかしその中にあなたはいない。

何故ならあやたや私、海も空も
広大無辺にして不動の時空を超えたスクリーンだからだ。