中村 哲医師は、人に指示するのではなく、
ご自分がスコップを持って、井戸を掘りはじめ、その姿を見て
人々が少しづつ集まってきました。

子供たちの命を救おうと診療されていましたが、大干ばつで
大地がひび割れた時、水がない食料がない、不衛生では、
いくら診療しても、いくら救援物資、薬が送られてきても、
アフガンの人たちを救う事は出来ないと考えられたのです。

豊かで清潔な水、食料を得るためには、井戸だ!
スコップを持ち、一人で掘り始められました。

一口に1600か所と言いましても、その一つ一つを考えますと、すごい数です。
そして、それをつなぎながら用水路をつくり、種をまき始められました。
大人たちの収入になる仕事も生まれました。

渇かない命の水の井戸と、流れ込む渇かない心の命の井戸を
掘りはじめられ、種をまかれました。

ご自分が引き受けて、ご自分がされました。

射殺は用水路の仕事に向かわれる途中の出来事でした・・・