【悪が発生した理由】
キリスト教では、エデン事件(創世記3章)を挙げていますけど、
私は違うと思っています。
もちろん「蛇」が主犯ですけど、天使長のルシファーが蛇に堕とされた理由。
この解釈が私とキリスト教では異なるんですよ。

私が思うに、ルシファーは彼の越権行為の咎によって叱責されたのでしょう。
決して彼の驕り高ぶりや慢心からではない。何故ならば、天使の最高位にある彼が
その程度の事に気付かないはずがないからです。
ヤハウェ神のやり方は、@命令への徹底した服従と、A従う者への絶大なる褒美です。
この冷酷なまでの方法論が、自由や自主性を貴ぶルシファーとぶつかり、
ルシファーの方が天界から追い出された。
こんな風に、空想を膨らませながら聖書を読んでいるんですね。


ヤハウェ神の直接統治の時代が、いわゆる旧約時代です。
しかしヤハウェ神の統治時代は、結果として上手くゆかず、ヤハウェの王国は
崩壊してしまいました。
だから、ヤハウェ神はご自分のひとり子であるイエスに全権を委ねて、リリーフ投手として
登板させたのです。
イエス様はヤハウェ神への服従を徹底しましたから、十字架の受難などもお受けになりました。
このように、元天使長のルシファーと、神子イエスとは、方法論においては
対極にありますね。

ルシファーは優秀で、しかも地上の財物や、芸術などまで扱える天使でした。
だから最終的には、ルシファーまで含めて、天の王国に戻す。
これが最高神(創造神)の壮大な計画だと
思っているのですよ。そうでないと、最高神のご意思をヤハウェ神は成就できていない事に
なってしまうからです。つまり今度はヤハウェ神が最高神から落第点をもらってしまうのです。

もうお気づきでしょうけど、私の考えはグノーシスそのものですね。


つづく