写真週刊誌
FRIDAY1993年5月7・14日 

内部抗争でドロドロ
コスモメイト深見青山教祖が初めて語った「セクハラ疑惑」の全て

「スカートの中に手を入れられ、パンティの上から触られた」「両手で顔をはさまれてキスされ、舌まで入れられた」――。

3月27日、女性信者4人から「セクハラ行為」で訴えられ、およそ宗教人らしからぬ話題をふりまいているのが、宗教団体「コスモメイト」の深見青山(ふかみせいざん)教祖(42・写真左)である。

深見教祖は兵庫県西宮市の出身で、同志社大学を卒業後、建築会社に入社。そのかたわら世界救世教や大本教を経て、’85年には霊能力者の橘カオル氏とコスモメイトを東京都杉並区に設立。

「神界からの神通力」などの著作で信者を集め、その会員数は現在2万4千人にのぼるという。

「神道系ですから厳しい教義や修行もなく若い人たちが入りやすい。明るく楽しいというノリの都会的な宗教で、そういうところが若者に受け入れられています」(宗教学者の日本女子大学助教授・島田裕巳氏)


セミナーも、歌あり、踊りあり。

そんな教団に突如起こったセクハラ騒動。

「神託で45歳までマスコミに出ない」

と公言し、一切沈黙を守ってきた深見教祖だが、本誌の直撃取材に初めて口を開いた。

セクハラ疑惑については、「いずれ裁判でハッキリすることですが、私は15歳のときから“生涯不犯(しょうがいふぼん)”の誓いを立て独身を通しています。被害者と称する女性の証言が具体的で本気にする人もいるようですが、事実無根です」とキッパリ否定。


深見教祖には加えて、昨年暮れに秘書室にナタやオノを持って現われ、机を壊して回ったという暴力事件が囁かれ、20人以上もの男性スタッフを「不当に解雇した」件で訴訟も起こされている。

「秘書室で私が暴れたのは事実です。あれは机を交換する必要があったので、打った芝居です。辞めていったスタッフたちが不当解雇で提訴しましたが、あれは組織運営を妨害したわけですから正当です」

おっしゃることはリッパでも、内部抗争から聞こえてくるのは低次元なものばかり。
これでよく神サマが呆れないものだ。