ソ連が崩壊し、ソ連内の地域が分裂する形で15の国に分かれることになった。このときの独立した1つのウクライナで「ウクライナはロシアと別れて別の国になるんだから、当然教会も別の組織になりますよね?」ということで、ロシア側と話をつけず勝手に独立を称する教会勢力(分離派)と、「いやいや、国が別になっても教会は教会で事情がちがうだろ。うちはキエフ大公国のころから同じ教会でやってきた歴史ある教会なんだから、別に今までどおり共通のままでいいだろ」と主張する勢力(共同派)に分裂した。そこに亡命していた一部勢力が帰ってきて「いや、うちこそが本家ですから」(出戻り派)と言い出し、ウクライナの中に三つの勢力が存在することになった。