正教会の普遍救済主義

聖イオアンニス・クリソストモス「復活祭の説教」(正教会のイースター礼拝で読誦される)より

「彼(ハリストス)は、死に包囲されたが、逆に死を討ち滅ぼした
彼は、地獄に降って、地獄をとりこにした
彼は、そのお体に触れた地獄を悔やませた 
預言者イサイヤが言った通りだ
「地獄はあなたを組み敷いてしまってから、悔いて悲しんだ」と
地獄は悲しんだ。そこが空っぽになってしまったから
地獄は悲しんだ。恥をかかされてしまったから
地獄は悲しんだ。葬り去られてしまったから
地獄は悲しんだ。打ち倒されてしまったから
地獄は悲しんだ。縛られてしまったから
地獄は主の肉体を受け取って、神に向かい合う羽目になってしまった
地獄は地上に生きた者(ハリストス)を受け取って、天国に出くわしてしまった
地獄は目に見える肉体を受け取って、見えざる者の力に圧倒されてしまった
死よ、おまえの刺(はり)はどこにいってしまったのか?
地獄よ、おまえの勝利はどこへいってしまったのか?」

悪魔が仮に存在するとしても、無力で、無意味であり、実体のないものとして扱われるべきです。悪魔憑きとか呪いとか、そんなものは迷信です。グレムリンや幽霊があなたを襲おうと徘徊しているわけではありません。私たちが直面する「悪魔」は、私たち自身が作り出したものに過ぎません。