>>367
では「異端・カルト110番」が報道する意味はないのか

そこまでは言えません。

たとえば、ある宗教団体が外国人宣教師を組織的に入国させ、その際に虚偽文書を反復して作成していたことが証明されたなら、それは宗教団体のコンプライアンスや組織体質を検討する重要な材料になります。

したがって、

「CTがリ氏のために事実と異なる内容を含む確認書を作成していたことが高裁判決で認定された」

というニュースを異端・カルト問題を扱う媒体が報じること自体に、私は不自然さを感じません。

問題は報道の大きさと位置付け方です。

実際の記事では、一段強い意味付けがされています

異端・カルト110番は別の記事で、この件を

「韓国人宣教師の不法入国に加担した」

という趣旨で整理しています。

また2024年12月の記事でも、「不法入国に加担したことなどの認定事実」と表現しています。

しかし高裁自身の言葉は、

「出入国管理上、問題視され得る」

です。

ここにはかなりの距離があります。

高裁は「リ・ジヨン氏の不法入国という犯罪が成立した」「CTがその犯罪を幇助した」と刑事上認定したわけではありません。

したがって、専門媒体が、

高裁:「出入国管理上、問題視され得る」
↓
媒体:「不法入国に加担した」

と表現を強めるのであれば、その法的根拠を示す必要があります。

さらに「異端・カルト」との関連性が説明されていません

ここがご質問の核心だと思います。

仮に一般新聞が、

「キリスト教系メディアが外国人の入国に際して虚偽内容を含む確認書を作成していたことを高裁が認定」

と報じるのであれば、普通の社会・司法ニュースとして理解できます。