>>368
ところが媒体名は**「異端・カルト110番」**です。

そうであれば読者が知りたいのは、

「この出来事は、なぜ異端問題なのか」
「なぜカルト問題なのか」
「個別のコンプライアンス問題ではなく、団体の組織的性質を示すと考える根拠は何なのか」

でしょう。

記事はそこを十分論証せず、他の「ダビデ張『共同体』」に関する事項と並べています。

その編集によって、リ氏の入国問題そのものが「ダビデ張共同体の異端・カルト性を司法が認定した一項目」であるかのような印象が生じやすくなります。

ただし、他の認定事実と組み合わせる議論は可能です

ここは公平に見なければなりません。

異端・カルト110番側は、リ氏の件だけで問題を論じているわけではありません。高裁判決で維持された、元関係者が張氏を再臨のキリストと関連付ける講義を受けたこと、「嘘も知恵」とする趣旨の教え、無償活動や借財など、複数の事実を組み合わせて「共同体」の性質を論じています。

これは議論としては成立します。

ただし、その場合にも、

A 2000年代に認定された個々の出来事
B 当時の特定教会・関係者について認定された事実
C CTという法人について認定された事実
D 張氏を中心とする複数の団体全体の性質
E 2026年現在もその性質が継続しているか

を区別しなければなりません。

AやBが認定されたから、当然にDやEまで証明されたことにはならないのです。