>>378ここで媒体の性格がかなり明確になります。

最初の記事では、

「CT対根田氏という民事訴訟を報道する媒体」

でした。

しかしその後は、

「自らの編集顧問である被告を支援する組織」

にもなっています。

しかも支援記事では、

「真実を明らかにするこの裁判」

と、裁判の結論が出る前から根田氏側に「真実」があるという立場を明確にしています。

これは非常に重要です。

この最初の記事をどう評価するか

私は次のように評価します。

2022年3月1日のこの記事自体は、後の記事に比べれば比較的抑制されています。 CT側の主張もかなり詳しく掲載しており、「被告は本紙ではなく個人」とも明記しています。その意味では、この記事そのものを「偏向報道」と簡単に片付けるべきではありません。

しかし、すでに萌芽はあります。

一つは「本紙・根田編集顧問」というタイトル。もう一つは、CT側を訴状の要約として扱う一方、根田氏側には「不当な訴訟」「威嚇」「証言を封じる」といった本人の強い評価をそのまま語らせていること。そして何より、記事を書いている媒体自身の編集顧問が被告本人であることです。

その後、同媒体の共同代表が根田氏の裁判支援会を作り、献金まで募集するようになります。

したがって、このカテゴリーを最初から読み直す際には、今後の記事を、

「第三者メディアによるCT問題の報道」

としてだけではなく、

「CTとの訴訟当事者を編集顧問に持ち、その当事者を組織的・経済的にも支援する媒体によるCT報道」

という二重の性格を持つものとして読んでいく必要があると思います。

これは「だから記事は全部間違いだ」という意味ではありません。むしろ今後、一記事ずつ、事実が正しいかどうかと、その事実をどう選択・配置・意味付けしているかを別々に評価するのが一番有益だと思います。