>>392
5.「CTとは関係ないと言っているのに」という書き方も正確さを欠きます

記事には、峯野氏が張氏に記者会見をするよう矢田氏を通して伝えたという話について、

「クリスチャントゥデイは、張牧師とは関係ないと主張し続けているのに、連絡窓口はクリスチャントゥデイ関係者なのだとわかり、驚いた」

という岩上氏の陳述が紹介されています。

しかしここでも、「関係」の意味を区別しなければなりません。

人的・信仰的な交流があることと、法人・経営・組織として支配関係があることは同じではありません。

矢田氏を介して連絡できたことは人的関係を示す証拠にはなります。しかし、それだけで経営上・組織上の関係まで証明するものではありません。

このサイトの記事には、この**「関係」という語の多義性を利用しているように読める箇所**が繰り返しあります。

6.さらに大きいのが、媒体自身の立場です

記事冒頭は根田氏を、

「本紙編集顧問・クリスチャン新聞顧問の根田祥一氏」

と紹介しています。

つまり、このサイト自身の編集顧問が訴訟当事者です。

にもかかわらず記事は、

「原告CTはこう主張した。一方、被告根田氏はこう反論した」

という第三者的裁判報道というより、かなり明確に根田氏側の反論を展開する記事になっています。

それ自体は禁止されるものではありません。当事者性のある媒体が自らの立場を報道・論評することはあります。

ただ、その場合には「ニュース」というより、

「本紙編集顧問である被告側から見た控訴審報告」

という性格をもっと明示した方が透明性は高かったでしょう。