>>399
しかし、冒頭第2段落にはかなり強い論評が入っています

記事は判決の概要を伝えた直後、

「根田氏は当初から、この裁判で名誉毀損の勝敗は問題にしないことを公言し」

さらに、

「原告CTが隠し続けている虚偽や詐称の実態が司法の場で事実認定され真実が明かされることを目指してきた」

と書いています。

ここは裁判所の認定ではありません。

特に、

「CTが隠し続けている」
「虚偽や詐称の実態」
「真実が明かされる」

という三つは根田氏側の評価です。

しかも実際の判決結果は、CTが控訴して賠償額が50万円から66万円へ増額されています。

したがって普通の裁判報道なら、

「CT側の控訴によって一部事実認定が変更され、賠償額は増額された。一方、根田氏側が主張してきた事項の一部については真実性が維持された」

という整理になるでしょう。

ところがこの記事は、「勝敗は問題ではない」と最初に置くことで、根田氏に不利な訴訟結果より、根田氏側が獲得した事実認定の方へ読者の視線を誘導しています。

これは事実誤認ではありませんが、明確なフレーミングです。