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「脱会者証言は維持」も少し注意が必要です

タイトル後半は、

「『ダビデ牧師を再臨のキリストと教えられた』脱会者証言は維持」

です。

これはおおむね判決内容に沿っています。

ただし、正確には高裁が認定したのは、元信者らが、

「張牧師が再臨のキリストであることを示唆する講義を受けた」

という事実です。

ここには重要な違いがあります。

A:「張在亨氏は再臨のキリストである」と教えられた

と、

B:「張在亨氏が再臨のキリストであることを示唆する講義を受けた」

では、Bの方が慎重です。

記事タイトルの「再臨のキリストと教えられた」は、判決の「示唆する講義」より少し強い表現です。

大きな歪曲とまでは言いませんが、こういうセンシティブな問題では判決文どおり「再臨のキリストであることを示唆する講義」と書いた方が正確でしょう。

写真のキャプションにも問題があります

私はここも気になります。

写真の下に、

「峯野氏(左)は張氏(右)が『再臨のキリスト』と信じられていることを認めていない」

とあります。

これは微妙な表現です。

高裁が重視したのは、峯野氏が矢田氏について異端的な言動や行動を見たことがなく、矢田氏らが異端信仰を持っていないとの表明を偽りのないものと判断していることです。

ところがキャプションは、

「峯野氏は張氏が再臨のキリストと信じられていることを認めていない」

としています。

これだと、峯野氏が「他の人々が張氏を再臨のキリストと信じていた」という過去の事実まで否定しているようにも読めます。

高裁判決の論点とは少し違います。