>>406
2.ところがタイトル後半で焦点が変わります

タイトル後半は、

「『ダビデ牧師が再臨のキリスト』脱会者証言の認定 裁判記録に」

です。

これは巧妙な表現です。

「最高裁が『ダビデ牧師が再臨のキリスト』と認定した」とは書いていません。

しかし、

最高裁上告を棄却 → 「再臨のキリスト」脱会者証言の認定 → 裁判記録に

と一つのタイトルに並べることによって、読者には「最高裁によってこの事実認定が確定した」という印象を与えやすい。

法的にはもっと慎重に区別すべきでしょう。

最高裁が今回、

「張氏が再臨のキリストであることを示唆する講義が実際に行われたか」

について証人の信用性を再審査し、独自に事実認定したわけではありません。

記事自身、最高裁が上告を退けた理由を、民訴法312条所定の上告理由に該当しないため、と説明しています。

したがって、

高裁の判断が覆されず、判決が確定した

ことと、

最高裁が高裁の個々の事実認定を積極的に是認・認定した

ことは区別すべきです。