>>413
8.冒頭の「自称キリスト教メディア」もニュース報道としては不必要です

記事はCTを、

「自称キリスト教メディア『クリスチャントゥデイ』」

と表現しています。

これは客観的事実を伝えるために必要な修飾ではありません。

「株式会社クリスチャントゥデイ(CT)」で十分です。

「自称」を付けることによって、

「本当はキリスト教メディアではない」

という媒体側の神学的評価をニュース本文冒頭から入れています。

もちろん「異端・カルト110番」がそう評価する自由はあります。しかし、それならこれは単なる裁判ニュースではなく、一定の神学的立場からの論評を含む記事です。

9.そして、最高裁棄却の意味を逆方向に利用しているようにも見えます

ここはこの記事全体を評価するときに重要です。

根田氏が上告した目的は、高裁判決の自分に不利な部分を覆すことでした。

しかし最高裁はそれを退けました。

つまり法的結果として確定した中心は、

根田氏のSNSでの情報拡散には名誉毀損が成立し、CTに66万円を支払う

という高裁判決です。

ところが記事後半では、

「CTが隠蔽してきた欺瞞を裁判資料に残した」
「再臨のキリストと信じさせられていた事実が認定された」
「不法入国にCTが加担した事実も認定された」

という方向へ重点が移ります。

その結果、

「根田氏の上告が棄却され、根田氏敗訴が確定した」

というニュースが、

「最高裁まで争ったことによってCT/張氏の問題が裁判記録に残った」

という成果報告に近い構成になっています。

これは事実を隠してはいませんが、非常に明確なフレーミングです。