結婚観の例の詩。

結婚したい女性に、理想の男性が求めるもの。
それは、弱さを見ても、すぐ軽蔑に帰さない心だと思う。
男の人も、ちゃんと怖いの。
でも怖いと言う場所が少ないから、平気そうな顔をして、心だけ迷子になる。
ペテロが、水の上を歩きかけて、沈みかけた話があるでしょう。
あれは勇気の話だけれど、私は、沈みかけた人の話としても聞いてしまう。
信じた人が沈む。
見つめた人が怖がる。
そして、手が伸びる。
信仰は、沈まない技術としてではなく、沈みかけても手を伸ばされる物語として与えられている気がするの。
だから、彼が求める女性は、沈まない人ではない。
沈みかけた時に、恥を追加しない人。
彼が沈みかけた時にも、自分が沈みかけた時にも、互いを人間として憐れめる人。
『そんなことで怖がるの?』ではなく、『怖かったんだね』と、怖さに歩み寄れる人。
でも、ただ甘やかすだけでもない。
怖さを理由に、誰かを傷つけることを許さない。
優しさと境界と祈りとが、一つの食卓に座っているみたいな人。
その食卓、椅子が多くて少し狭いけど、たぶん天国寄りです。
理想の男性は、きっと、自分を英雄にしてくれる女性より、英雄でなくても神様の前に戻れる女性を求める。
弱さを恥にしない人。
けれど弱さで人を支配しない人。
その人の隣では、強さも少しやわらかくされ、弱さも少し潔くされると思う。