>>266
1.今考えている剛体に他の物体が及ぼす作用を外力(external force)という。外力は剛体の外部挙動の原因である。
 外力は剛体を動かすか、またはそれを静止の状態に保つことを保証している。本章と章4、章5においてだけ、外力
 について考慮するだろう。

2.剛体を構成している質点を結合させる力を内力(internal force)という。もし剛体が構造上、いくつかの部分から
 構成されているならば、成分部分を結合させる力もまた内力と定義される。章6、章7で内力が考えられるであろう。

外力の1の例として、故障トラックに働く力を考えよう。前方のバンパーに取り付けられたロープによって、人が前へ
車を引っ張っているとすると(図3.1)。トラックに働く外力は自由物体図(図3.2)に示されている。まず、トラック
の重さ(重量)を考える。この重さは、トラックを作っている各質点に働く地球の引力の効果を表しているが、重さは
1つの力Wで表される。この作用点(point of application)すなわち、この力の働く点は、トラックの重心(center
of gravity)と定義される。章5で、この重心がどのようにして求められるかが知られる。

図 https://imgur.com/a/tri7YoN