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3. Vの先端にいる人が、ベクトルPをθだけ回転させてベクトルQに一致させる回転を、反時計回りと
して認めるように、Vの向きを定める;もし、PおよびQが共通の作用点を持たないならば、初めに、こ
れらのベクトルを同じ点から描くべきである。3つのベクトルP、Q、V(この順序にとられる)は右手
系の3軸(right-handed triad)を作ると言われる。

上に述べたように、これら3条件(これらは一意的にベクトル積を定義する)を満たすベクトルVは、P
およびQのベクトル積といわれ、次の数学的表示で示される:

V=P×Q・・・(3.2)

ここに用いられた記法により、2つのベクトルP、Qのベクトル積は、PおよびQのクロス積(cross product)
と言われる。
2つのベクトルP、Qが同じ方向をもつか、または反対方向を持つとき、それらのベクトル積は0になることが、
式(3.1 V=P*Q*sinθ)から知られる。2つのベクトルのなす角θが0°でもなければ、また180°でもない一
般的な場合、簡単な式(3.1)は簡単な何学的意味を持つ:PおよびQのベクトル積の大きさVは、PおよびQを
辺にもつ平行四辺形面積を表す(図3.7)。それゆえ、PおよびQに共面なベクトルQ’で、Qを置換するならば、
ベクトル積P×Qは不変に保たれる。そこで、次のように書かれる:

V=P×Q=P×Q’・・・(3.3)

図3.7 https://imgur.com/a/bCyWCmC