>>363
『ベクトル積の基本的性質』
スカラー量と a と b との積は、abと書いても ba と書いても同じだが、ベクトル積の場合には、

B×A=ーA×B・・・・・・・(13.5)

となるので、注意を要する。なぜなら、図13.1で B→A とネジをを回すとネジの進む向きが逆に
なるからだ。ベクトル積 A×B は、sinθ=0のとき(θ=0またはπのとき)、すなわち A と B
が平行または半平行のときに0になる。したがって、

[A ‖ B]↔︎[A × B]=0・・・・・(13.6)

が成り立つ。このため、 A と B が平行かどうかを調べたければ、ベクトル積 A × B を計算して、
その結果が0になるかどうかを見ればよい。また、(13.6)の特別な場合として、

A×A=0・・・・・・・(13.7)

が成り立つ。この式は、(13.5)で B=A とおいても得られる。