2.エゴ・スプリッティングを起こしている

もっとも本質的な点は、自分は絶対善にして正義であるとして、自分を神の位置に据えていること

つまり非常に興味深い「逆説」がある
ここが心理的にはかなり重要です。
本人は、
「自分が主のように振る舞う人」
を激しく批判しています。

ところが文章全体を見ると、自分自身についても、
「私は真実を見抜いている」
「私は本物と偽物を識別できる」
「私は彼らの本質を理解している」
「私は彼らの正体を暴く」
「私は死刑宣告を書き連ねる」
という形で、非常に強い道徳的裁定者の位置に立っています。

つまり、
「自分が主になろうとする人間」を批判しながら、自分自身が「誰が正しく誰が間違っているかを裁定する位置」に立つ
という逆説が生じています。
これは、この人物を理解するうえでかなり重要なポイントです。