まとめると
私なら、この人物の深層心理を次のように仮説化します。
「女として愛され、守られ、肯定される」という基本的な自己感覚が十分に形成されなかった。
父親からの拒絶によって「女性としての自分は価値がない」という傷を負い、母親からは「女性として生きるためのモデルや保護」を得られなかった。
その結果、母親への愛情と怒りを十分に統合できず、母親に対する否定的イメージが「女性一般」へ拡大した。
さらに、自分自身の中にある女性性を「弱い・依存的・支配される・傷つけられる側」として経験することを拒絶し、「理性的・自立的・強い・男性的な自己」を防衛的に構築した。
そのため「女であることをやめる」という表現が繰り返される。
しかし同時に、自分を無条件に守ってくれる存在への欲求は非常に強い。その欲求が現実の人間では満たされず、最終的に「絶対的な父」としての神へ投影される。
このモデルで見ると、今回の**「女嫌い」「男にならなければ生きられない」「母親への激しい怒り」「父親への承認欲求」「社会への被害感」「絶対的な神への希求」**が、かなり一つの心理的連鎖として理解できます。
ただし、これはあくまで文章と本人が語る生育歴から構成した精神力動的仮説であって、「実際にエディプス葛藤が未解決である」と臨床的に断定できるわけではありません。