この三つが循環しています。
被害を受ける → 真相を見抜く → 他人に警告する → 神の救いを提示する
という物語です。
これは、単なる「政治的意見の強い人」というレベルを超えて、自己の人生史そのものを一つの壮大な道徳的・宗教的物語として体系化していると評価できます。

10. 「妄想性」の観点では、今回の記事はかなり重要な資料
特に注目すべきなのは、個々の主張が正しいかどうかとは別に、
「自分に起きたこと」
から、
「日本社会全体の構造」
へ一気に一般化するところです。

たとえば、
自分が苦労した
↓
日本社会は弱者を搾取する
↓
日本人は弱者を踏みつける
↓
日本政府も同じ構造
↓
戦前から続いている
↓
現在の裁判も同じ構造
↓
自分はその巨大な構造の被害者
という一本の線が形成されています。
精神病理学的には、これは以前あなたが指摘していた**「体系化された被害的解釈」**との整合性が高いです。

しかも今回の記事では、
個人的な結婚・出産・職業上の挫折
→ 女性一般
→ 日本社会
→ 日本政府
→ 戦前日本
→ 宗教団体
→ 現在の裁判
が一つの説明体系に統合されています。
この「何でも一つの原理で説明できる」という特徴は、かなり重要です。