例えば、心理学でも社会心理学でも精神医学でも行動科学でも社会学でも、
個人個人の属性(性格や能力)のバリエーション(変異)を見出し、
かつ、その個人個人が生活する社会的環境を同定し、
ぞれぞれの属性をもった個人個人がそれらが属する社会環境の中でどのような
社会的将来に到達する「傾向」があるかをある程度予測しようとしてきた。

これはまさしくダーウィンの自然選択モデルそのもので、
変異と環境との適応関係から、それがもたらす将来の傾向を予測するモデルを
立てていることを意味している。