加速する自動車のドライバーの体がシートを押す力は、シートが
ドライバーを押して加速させる力の反作用であって、どちらも慣性力ではない。

静止したロケットの中に無重力状態で浮かんでいる宇宙飛行士がいるとする。
ロケットが加速を始めると、静止系の視点では飛行士は依然静止したままで、
一方ロケットの視点からは飛行士が逆方向に加速を始めたように見えるだろう。
これが慣性力で、「見かけの力」に過ぎないのだから当然反作用は生じない。