ラボードカメレオンのお母ちゃん

ラボードカメレオンは半年しか生きられません、繁殖期はオス達も必死でメスに気に入られようと優しく近づきます、それでもメスは振り向きません、それならと強引に体に触れますがメスは気にいられなければ身体の模様を変え追い払います。 オスはそれを繰り返しようやく子孫を残すチャンスが巡ります。
愛しあってもメスが愛おしいのか離れません。
次にそのメスを狙ってくるオスを追い払うのです。 両者は譲りません。死闘は20分にも及びます。 ようやく勝っても負けても自慢の美しい肌はボロボロです。 オスはメスより早く寿命を終えます、自慢の舌は精度が悪くなり虫にも簡単に逃げられます。

その後メスは産卵に備えひたすら虫を自慢の舌で狙い仕留め食べます。 
栄養たっぷりでいよいよ産卵しますがその為には蛇やムカデがいる危険な地上に降りなければ行けません。 夜、ラボードカメレオンのお母ちゃんは慎重に敵を警戒しおります、
おっと危ない蛇がいます。 さっと木に戻ります、     よかった助かった、
蛇が去って地上におります、お母ちゃんは産卵に適した柔らかい土を探します。 出来るだけ早く適した場所を探している間も天敵が常にいるのでお母ちゃんも覚悟しています。
早く探してお母ちゃん!と坊や達が言っているようです。 待っていてね坊や達と
ようやく、産卵の場所を見つけました、お母ちゃんはここからが大変です。 何と卵を産む為に1人で約25センチの穴を明け方まで掘ります、 坊やたちもうすぐよ!とお母ちゃんはいいます。
穴を掘るお母ちゃん、うんせうんせとようやく掘りいよいよ産卵です。しかし、
天敵のムカデに出会い、お母ちゃんもお腹にいる坊や達も死んでしまいました…
お母ちゃんはごめんよ坊やたちせめてお母ちゃんも一緒に坊や達の元に行くからね、と
お母ちゃんのすすりなく声が聞こえます。
ラボードカメレオンの生態は珍しく我々は彼らの生き方にただ感動します。
感動こそが生きる意義なんだと教えてくれます。

end