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大谷翔平らは「MLBの穴埋め」に過ぎないのか。米野球界の深刻な人気低迷とジャパンマネーを狙う“冷酷な計算”

>大リーグを含めたアメリカの野球は、長期の人気低迷にあえいでいる。調査会社ギャラップは1937年以降、不定期でアメリカ人の最も好きなスポーツについての調査を続けている。野球は’60年代まで、アメリカを代表するスポーツとして圧倒的な人気を博していたものの、’72年の調査でアメリカンフットボールに首位を奪われ、その後、人気低迷の一途をたどった。’90年には「万年3位」といわれたバスケットボールとほぼ同じぐらいの人気度にまで落ち込み、その後は団子状態で2位争いを続けている。最新の’23年の調査では、「好きなスポーツ」で野球を選んだアメリカ人は10%にまで落ち込み、41%のアメリカンフットボールは雲の上の存在となっている。

米大リーグ機構(MLB)の人気度を示す指標で最もわかりやすいのは、アメリカンリーグとナショナルリーグの優勝チームが激突する「ワールドシリーズ」の視聴率だ。’25年は第7戦までもつれ込むかつてない盛り上がりを見せたにもかかわらず、視聴率は歴代ワースト5に入るレベルだった。