先月号のナショジオ、興味深い

ゲノム編集、サイボーグ… 科学で「進化」する人類
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO14592790Y7A320C1000000/
最も興味深いのは、アンテナがハービソンに与えた特殊な能力だ。
たとえば彼は、照明に付いている赤外線の人感センサーが作動しているかどうかがわかる。
プランターの花に目をやれば、蜜のありかを示す紫外線の模様が“見える”。
アンテナは彼の障害を補うだけでなく、健常者に見えない光まで感知する能力を与えたのだ。

 だとすれば、ハービソンは未来を研究する人々がずっと思い描いてきた世界に一歩近づいた存在といえるかもしれない。
未来学者のレイ・カーツワイルが著書『シンギュラリティは近い』で述べている「人間の潜在能力の著しい拡張」をいち早く示した実例と言ってもいい。

 「人類は生物としてのあらゆる限界を超越するだろう」と、カーツワイルは予言している。「自己の限界を超えようとすることこそが、人間であるということなのだ」