AI・ロボットの急速な進歩、2030年「クリエイティブ職」の未来は?
https://www.massmedian.co.jp/contents/view/1152

マッキンゼー・グローバル・インスティチュート(McKinsey Global Institute)は、
人工知能(AI)やロボットによる自動化がもたらす労働の変化についてのレポートを発表した。

レポートでは、2030年までに全世界で最大3億7500万人もの労働者が職業変更や
新たなスキルの習得を余儀なくされると述べている。また、最大8億人分の労働力が
人工知能やロボットに置き換えられる可能性があるとした。アメリカやドイツでは
労働力の約3分の1、日本に至っては約半数が現在の職業からの転換を求められると予想している。

多くの職が自動化されることで、雇用において大きなダメージを受けるかに
思えるが、2030年までに予想されるシナリオほぼすべてにおいて、世界的には
十分な雇用が確保されると述べている。これは、自動化が生産性を向上させ、
経済成長を促し、新たな雇用が創出されることでマイナス分も相殺されるためとした。

自動化によって起こる職業シフトのなか、機械がおこなうには難しい「人の管理」、
「専門知識の応用」、「他者とのコミュニケーション」は人の労働が求められていく。
データの収集や処理は人工知能やロボットに移行し、社会的、感情的な要素や
創造性が求められるとした。具体的な業種・職種としては、「医療」
「エンジニア、科学者、会計士、アナリストなどの専門家」「教育・マネジメント」
などは雇用が増加する職業であると見られている。雇用増加が予想される職業には、
デザイナーやアーティストを含む「クリエイティブ職」もあげられた。