>>71
f(x)=Ax という式で、f と A は区別するのに
x は一つの記号で済ませてしまうから、
そんな馬鹿な誤解が生じる。
「列ベクトル」という言葉も悪いのだが…

f(x) の x が Cn の元であれば、最初から
複素数の組で表されてはいるが、それは
単なる数の組であって、列一個からなる行列ではない。
Ax という式に行列積の意味は無い。
数の組を、それを表す表現行列に翻訳するためには、
基底を指定する必要がある。

複素数の組 x が基底 B 上で列ベクトル X を
表現行列に持つとき、f(x)=AX で
線型写像 f と行列 A を対応づけることはできる。
しかし、その対応は基底 B の選び方に依存している。

B に標準基底を採用すれば、x と X が見た目そっくりで、
事情をよく理解していない人には区別がつきにくいだけだ。
要するに、>>20