7. α∪qとαは、少数第n+1位から一致するから、決定番号はn+1。ここで、少数第n+1位は、シッポの方、つまり超越数αの部分であることに注意しよう。決定番号+1(=n+2)から先を開けて、n+1を当てるということは、シッポつまりは超越数αの部分の話であることを強調しておく。(つまり、有限小数qとは無関係で、従って、同値類別する行為はほとんど意味がないことになる。)*)
(なお、この議論は、α∪qとα∪q1との比較を考えても同様だから、一般性を失わない。(∵α∪qとα∪q1との比較では、有限小数qとq1の位数の大きい方が決定番号を決めるから。つまりq>q1とすれば、α∪q1をαで置き換えて同じ議論ができる。逆の場合も同様。))
8. 少数第n位の有限小数qは、場合の数としておよそ10^n通りある(正確には、少数第n位がゼロの場合は除かれるので、少し減る)。だから、位数nが大きいほど多くの有限小数がその同値類に属している。
9. ランダムに同値類の代表を選べば、n→∞を考えることになり、決定番号の期待値は∞となる。
(ところで、1桁の数字であれば、我々は任意の箱の数を1/10の確率で当てられることに注意しよう。
(無限の数列を、同値類に分類するなどという苦労なしに。))