ところで、時枝はいう。>>176に記したように

「いったい無限を扱うには,
(1)無限を直接扱う,
(2)有限の極限として間接に扱う,
二つの方針が可能である.
確率変数の無限族は,任意の有限部分族が独立のとき,独立,と定義されるから,(2)の扱いだ.
(独立とは限らない状況におけるコルモゴロフの拡張定理なども有限性を介する.)」

「勝つ戦略なんかある筈ない,と感じた私たちの直観は,無意識に(1)に根ざしていた,といえる.
ふしぎな戦略は,確率変数の無限族の独立性の微妙さをものがたる, といってもよい.」と

そこで、可算無限の箱を、まず、有限から考えてみよう
問題A1:箱が一個
問題A2:箱が二個
問題A3:箱が四個
問題A4:箱が六個
問題A5:箱がN個、N=mxn
問題A6:箱が可算無限個、N=mxnでn→∞

問題A6が、時枝のいう”(2)有限の極限として間接に扱う,”の一つのやり方だ

ところで、
”問題A1:箱が一個”は、当てられないのか? Yes
”問題A2:箱が二個”は、当てられないのか? Yes (ああ、この場合は、開ける箱を選ぶのと残す箱を選ぶのは、双対だね)
・・・
と来て、なんで”問題A6:箱が可算無限個、N=mxnでn→∞”だったら当てられるんだよ?
それ数学か? "(1)無限を直接扱う,"というトリックをやっているのは、ルーマニア解法じゃないのか