>>607 ”well defined”続き

もう少し掘り下げてみよう

>>3で、数列のしっぽでなく、先頭の箱の数字を使って同値関係、商集合を決めるなら、すっきりしている

例えば、先頭の箱の数字を使った同値関係なら、最初の二つの箱を使った同値関係という決め方は可能だ
しかし、最初の二つの箱を使った同値類に、例えば最初の三つの箱を使った同値類を、混在させることはできない
(∵最初の三つの箱を使った同値類は、最初の二つの箱を使ったどれかの同値類にも必ず属することになり、”well defined”ではなくなる)
同じ理由で、「最初の二つの箱を使った同値類」と定義すれば、そこに他の数の箱の同値類の議論を混在させることは御法度だ

そう考えると、先頭の数字を使った同値関係なら、「最初のa個の箱を使った同値類」というように個数aを指定すべきだろう
aの指定が無ければ、任意性を排除するために、a=1と考えるのが自然だ。が、個数aの任意指定を可とすれば、個数a=1に必ずしも数学的必然性はない

ところで、>>607で書いたように、数列の長さnが有限であれば、しっぽによる同値関係も、先頭の数字による同値関係も、数学的扱いに大きな差はない

そこで、上記を踏まえると、数列の長さn→∞として、>>3のような数列のしっぽの同値類分類を考えるというのは、ちょっと怪しい雰囲気だよね
有限の場合なら、「最後のa個の箱を使った同値類」が考えられる。が、数列の長さn→∞の極限でどうなるか。aの指定が無ければ、任意性を排除するために、a=1と考えるのが自然だが
そして、a=1でも、ちょっと怪しい雰囲気だよね