可能性のある金額の組は{n,2n}の1つだけとすると
最初に選んだ封筒が nの時、交換による増加量は2n - n = n
最初に選んだ封筒が2nの時、交換による増加量は n -2n =-n
確率は1/2ずつだから
交換による増加量の期待値は n/2 + (-n/2) = 0

この計算は
E[Y-X|{X,Y}={n,2n}]と表わせられる条件付き期待値を求める計算であり
金額の組が{n,2n}が判明している状況での期待値を意味するもの


封筒問題で一方を開封してX=10000という状態では
具体的な金額の組は判明していない(未知数nで置いてるだけ)ので上記の条件付期待値を用いるのは誤り

X=10000という状態での交換による増加量の期待値を意味する条件付期待値は
E[Y-X|X=10000]であり、この値を具体的に計算するためには
P[<X,Y>=<10000,5000>],P[<X,Y>=<10000,20000>]の値(比)が必要
(客観確率、主観確率のどちらにおいても、何かしら仮定がない限りはこの値は不明)


2封筒ともに未開封状態の期待値
金額組判明状態の期待値
片方の金額のみ判明状態(片方のみ開封状態)の期待値
を混同してると間違える