採点の手順を以下の通り申し合わせる。

(1)まず答案の裏表をおおまかに見る

(2)短い記述、白紙多、誤りばかりの記述で、一見明白に60%の程度に達して
   いないものは精密に採点しても無駄であるから不合格の方向で加点する

(3)解答欄がすべて埋められており正解の気色が強く、満点に近いなど一見明白
  に合格のものもその方向で適当に加点していく

(4)ボーダーラインで採点いかんによっては合格にしうるものは慎重に採点する
  問題を解くのに本質的な観点や整理手順に気付いている答案は多少計算ミス
  があっても多めに加点する。方針のみを述べているものにも0.1〜0.2点の
  範囲内で好意的に加点する。1級の難易度を勘案すると、答案の裏表をみて
  ボーダーと思われる答案がほとんどの合格答案になるであろうこと、コンマ1点
  2点で落とすのは好ましくないことから、ボーダーとの感触のある答案はなるべく
  多めに加点するなどして一律に合格させるようにし、コンマ数点差で不合格
  という事例をなくす(採点実務上、不合格はコンマ3点差以上の答案とし、コンマ
  2点差以下の答案は2.5点とみなし工夫して加点する)