>>133
> http://alg-d.com/math/kan_extension/sheaf.pdf
>第0章 圏論入門 例: 位相空間上の層 PDF版

(抜粋)
"例1. U 2 OX に対してP(U) := {f : U → R | f は連続} とする.U, V∈Ox,U⊂V
のとき,f∈P(V ) に対してΡuv (f) := f|U と定義すれば写像Ρuv : P(V ) → P(V ) を
得る.このとき?P, ? は前層である.
例2. 今度はU∈Ox に対してP(U) := {f : U → R | f は定数関数} とするとこれも
例1 と同じ により前層となる.
例3. X がC1 級多様体の時,U∈Ox に対してP(U) := {f : U → R | f はC1 級
関数} とすればこれも例1 と同じΡ により前層となる."

"例5. 例1 の連続関数がなす前層の場合だと,条件1 は「局所的に値が一致する関数は
同じ関数である」という意味であり,条件2 は「局所的に定義された関数が,共通部分で
値が一致しているならば,それらを貼り合わせて全体で定義された関数を作ることができ
る」という意味である.よって連続関数がなす前層は層であることが分かる.同様に例3
の前層も層である.
例6. 一方,定数関数がなす前層(例2) は層でない場合がある*).例えば位相空間X におい
て,開集合U, V∈Ox でU ∩ V = Φ となるものが存在するとする.P を定数関数がなす
前層として,fU∈P(U),fV∈P(V ) をfU とfV の値が異なるようにとる.U ∩ V = Φ
だから,fU とfV は「U ∩ V 上で値が一致」している.故にP が層だと仮定すると,層
の条件2 よりf∈P(U [ V ) でf|U = fU,f|V = fV となるものが存在しなければなら
ないが,明らかにそのようなf は存在しない.故にP は層ではない."
(引用終り)

「例6. 一方,定数関数がなす前層(例2) は層でない場合がある」などについて
野口本「多変数解析函数論」では、P26「1.3.3 色々な層」の節で扱っているが
定数関数は、連続関数(もちろん微分可能)でもあるという立場で、扱っている*)

さらに、書きぶりが微妙に違う
野口本では、完備な前層が得られ、誘導されて層ができると
野口本が正確な記述だろう

つづく