a○b
という演算が定義されている代数系で与えられたaとbについて
a=c○b
を満たすcが存在してそれが一意に定まる時に
a△b=c
のように書き、△を○の逆演算と呼ぶ。
○が群のようなよい性質を持つ時にはbの逆元b'を用いて
a△b=a○b'
が成り立つので、
1-1=1+(-1)=0
と必ずなる。
演算が群をなさないような場合、たとえば○が結合法則を満たさないような時は、
a○b'

a△b
とならないこともある。たとえば16元数は0以外のすべての数が逆元を持つが、かけ算では結合法則が一般には成り立たない。結果
a*b'
は計算できるのに
a÷b
は一般に定義されない。