>>733 補足 (まあ、時枝記事が分からないと、スレの住人も困るだろうから)

<時枝記事の概要>
(参考URL http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1466279209/2-7
(数学セミナー2015.11月号 箱入り無数目 時枝 正 P36 の記事)
1.設問:「箱がたくさん,可算無限個ある.箱それぞれに,私が実数を入れる.どんな実数を入れるかはまったく自由,例えばn番目の箱にe^πを入れてもよいし,すべての箱にπを入れてもよい.
もちろんでたらめだって構わない.そして箱をみな閉じる.今度はあなたの番である.片端から箱を開けてゆき中の実数を覗いてよいが,一つの箱は開けずに閉じたまま残さねばならぬとしよう.
どの箱を閉じたまま残すかはあなたが決めうる.
勝負のルールはこうだ. もし閉じた箱の中の実数をピタリと言い当てたら,あなたの勝ち. さもなくば負け.勝つ戦略はあるでしょうか?」
  と始まる
2.(抜粋)「問題に戻り,閉じた箱を100列に並べる.実数列の集合 R^Nを考える.Qのコーシー列の集合を同値関係で類別してRを構成するやりかた(の冒頭)に似て、
  ある番号から先のしっぽが一致する、実数列 R^Nの同値s 〜 s'を定義。〜は R^N を類別するが,各類から代表を選び,代表系を袋に蓄えておく.
  s^kの決定番号が他の列の決定番号どれよりも大きい確率は1/100に過ぎない.
  このことを利用して、いま D >= d(S^k) を仮定しよう.この仮定が正しい確率は99/100,そして仮定が正しいばあい,上の注意によってS^k(d)が決められるのであった.」

3.2項が時枝の記す解法だが、この解法を時枝自身は100%信じているわけではない
4.例えば「R^N/〜 の代表系を選んだ箇所で選択公理を使っている.その結果R^N →R^N/〜 の切断は非可測になる.」
  「現代数学の形式内では確率は測度論によって解釈されるゆえ,測度論は確率の基礎, と数学者は信じがちだ.だが,測度論的解釈がカノニカル, という証拠はないのだし,そもそも形式すなわち基礎, というのも早計だろう.」
  などと言訳を並べている

つづく