↓は田崎さんの文章です。田崎さんの友人は、なんか頓珍漢なことを書いていますね。
それに同調しているように見える田崎さんは大丈夫な人なのでしょうか?

3次方程式の解の公式でキーとなる

X^3 + Y^3 + Z^3 - 3*X*Y*Z = (X + Y + Z) * (X + ω*Y + ω^2*Z) * (X + ω^2*Y + ω*Z)

という因数分解はまさに受験数学的ですよね。


この問題は飯高茂「いいたかないけど数学者なのだ」( NHK 出版、 2006 ) p. 49 から取った。数学の中でも最
も難解といわれる代数幾何学の世界的リーダーである飯高さんが大学一年生のとき、線形代数のテストに出た
この問題が試験時間のあいだに解けなかったという。ご本人にこのエピソードについて聞いてみたところ、「あ
の問題だけが解けなかったんです」と悔しそうにおっしゃっていた。ひょっとして、生涯で解けなかった問題
がこれ一つだけなのでわざわざ著書でも紹介されているということなのだろうか? こう書くと恐ろしい難問
だと思うかも知れないが、物理学科の学生さんでもちゃんと解いて来た人は何人もいるから、あきらめず挑戦
してみよう。とくに、この問題が本のこの部分で出題されているということは、大きなヒントになる(この問
題をほぼ見た瞬間に解いた私の友人は、これに必要なのは線形代数の深い理解や数学センスではなく「受験数
学の回路」だと言っている。飯高さんがこの問題を解けなかったのは、学部時代の彼が既に本物の数学者だっ
た証だというのが、その友人の意見だ)。