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『高校への数学』というなら、『中・高一貫の数学』を一読しておくのはいいかもしれない。
https://ts-webstore.net/?mode=grp&;gid=1655617
「中高一貫校に在籍する中学生のみなさんが、将来の大学受験を念頭において数学を学習するとき、中学時代は何をやっておけばよいかを追求した本です。」と解説にある。

「中学数学をもっと高いレベルまで」する必要はない。
高校入試用の難問を解けるように勉強するのは、いわばまっすぐの道が通行止めで脇道を大回りするようなもの。
高校入試は教育指導要領の中学校の範囲内で作らないといけない。だが検定教科書レベルでは差がつかないから、中学校の範囲内で解ける難問奇問が出る。だけどそんな対策しても高校入試が終わったら役立たない。
灘中の3年生に灘高の入試数学やらせたら解けないよ。彼らは高校入試用の勉強はしてないから。
高校入試が実質ないのであれば、まっすぐの道をそのまま進んでいけばいいということ。
英語や国語や社会であれば、受験勉強することが有害になるということはまあないだろうけど、数学や物理ならある。
中学受験の算数をやったら、中学校に入ってから数学の問題見て「あ、これあの方法で解けるじゃん」とか中学受験勉強でやったことを思い出して、かえって数学の理解を妨げることがある。
物理も、教育指導要領によれば高校物理では微分積分を使わないことになっているから、微分積分を使わない受験物理がある。しかしそんなものは大学に入ってから役立たないだけでなく、むしろ有害になりうる。
渡部由輝の著作は品切れみたいだけどAmazonで中古で買えるから参考にして。信頼できる本をきっちりやりこめばいい。