>>595

つづき

こうして1990年代に入ると,真の意味で「地震発生物理学」と呼ぶに相応しい学問分野が誕生することになる.
以後 この分野は目覚しい発展を遂げ,現在では,断層周辺域におけるテクトニック応力の増大に伴う弾性歪みエネルギーの 蓄積から,準静的な震源破壊核の形成をへて,動的地震破壊の開始・伝播・停止にいたる地震発生サイクルの一連の 過程を,基礎的物理法則に基づいて統一的かつ定量的に記述することが可能になりつつある.

本書は,こうした最近 発展の著しい「地震発生物理学」を,従来の地震学的基礎を土台として,専門課程の学生,大学院生および一般の 地震研究者,それに地震学に関心を持つ他分野の研究者を対象に,統一的かつ体系的にわかりやすく解説することを 目的として書かれたものである.
(引用終り)

下記などは、こういうレベルの数学が使われるってことの一例です(^^
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/people/kame/ERI_KameE/Publications_files/2016KusakaKame_zisin65.pdf
解説 表現定理とグリーン関数(2) - 東京大学地震研究所
日下部哲也 著 地震 第 68 巻(2016)
(引用終り)