20年前ノーベル賞の野依良治さん「『おもろい仕事』しないとダメ」

 ◆今、家庭のお金と子供の時間が、あまりに入学試験に向けられ過ぎている。極めて不自然だが、それが成立するゆがんだ競争の仕組みが作られているからだ。しかし人生80年100年生きるためにまったく意味がない。たくましくしなやかで豊かな人生を送るのとは関係ない過度な競争で心身ともに消耗している。答えがあると分かっている与えられた問題を一生懸命解くよりも、自分で問題を考えて実践する時間を与えないといけない。

 ◆大学に入っていかに伸びていくかを見ないといけないが、18歳で取る点数で若者の実力をみることは不可能だ。例えば、小さい時に海外で暮らしたことは入学後の成育に大きく貢献する。スポーツ枠もいいし、社会貢献枠もいい。選ぶ大学側に、評価能力がないから、大小が明らかな点数で見てしまう。基本的に評価は主観であり、客観的ではあり得ない。評価は分析、解析とは違う。



日本国民の大半は、有識者によるこの提言から「また」目を背けるんだろうな