自称おっちゃんです。
>>861-862
>>865
pを正の素数とするとき、任意の標数pの環Zの0でもpの倍数でもないような整数aに対してaの逆元 a^{-1} を a^{-1}:=1/a と定義する。
ペアノの公理は0から p-1 までの整数に対して適用する。すると、大小関係の問題はともかく、
標数pの環Zの乗法群 Z^{×} の元を有理数の感覚で代数的に扱えるようになる。
例:標数 p=3 の環Zについては、2^{-1}・2=(1/2)・2=1、2・2=4=1 だから、2=2^{-1}=1/2、
よって、4=1、8=2、16=1、32=2、……。
2^{-1}+2^{-1}=2+2=4=1、2^{-1}+2^{-1}=(1/2)+(1/2)=1。
標数 p=5 の環Zについては、4^{-1}・4=(1/4)・4=1、4・4=16=1 だから、4=4^{-1}=1/4、
3・3=9=4 だから 3^{-1}・4=3 から 3^{-1}=3/4=1/3。
よって、3^{-1}+3^{-1}=(1/3)+(1/3)=2/3=2・3^{-1}=2・2=4、(3/4)+(3/4)=6/4=3/2=4、(1/3)+(1/3)=2/3=4
で、3^{-1}+3^{-1}=(3/4)+(3/4)=(1/3)+(1/3)=4。
或いは、3^{-1}+4^{-1}=(1/3)+(1/4)=7/12=(5+2)/(10+2)=2/2=1、
3^{-1}+4^{-1}=2+4=6 (3^{-1}=2、4^{-1}=4) で、1=6 を満たす。
ここに、7/12=6 として考えたときは、7=12・6=2・1=2 を満たしている。
3^{-1}・2+4^{-1}・3=(1/3)・2+(1/4)・3=2/3+3/4=17/12=(5・3+2)/(5・2+2)=2/2=1、
3^{-1}・2+4^{-1}・3=2・2+4・3=4+12=16=1 (3^{-1}=2、4^{-1}=4)、
17/12=16 として考えたときは、2=17=12・16=2・1 で条件を満たしている。