>>751 補足

1.von Neumannの自然数構成法を、出来上がった後で、眺めてみると
 結局、自然数の集合Nとは、数列Sn:=0,1,2,・・・,n (0からnまでの自然数を順に並べた数列)
 としたもの Nn:={Sn}={0,1,2,・・・,n} (nは有限)
 で、n→∞ を考えて、lim n→∞ Nn={0,1,2,・・・,n,・・・}=N (つまり、これが全ての自然数を含む自然数の集合Nになる)
 さらに、Neumannの自然数構成法では、自然数の集合Nが即ち順序数でのωになる(N=ωだ)
2.で、同じことをZermeloのシングルトンによるωの構成で考えると、同様に極限を考えることができて
 0 := {}, suc(a) := {a} と定義して(>>731より)
 0 := {}
 1 := {0} = {{}}
 2 := {1} = {{{}}}
 3 := {2} = {{{{}}}}
と非常に単純な自然数になるが
 ここで、Singl_n:={・・・{0}・・・} (つまり{0}で、カッコ{}がn重のシングルトン)として
 ω:=lim n→∞ Singl_n と定義すれば良い
 これで、{0}のカッコ{}が∞重のシングルトンが定義できた
 また、Zermeloのシングルトンによる自然数の集合Nは、上記1と同様だ( lim n→∞ Nn={0,1,2,・・・,n,・・・}=N )
3.つまり、基礎論的には Neumannの方法がスマートだが、手間を厭わなければ、Zermelo法でも 数学的には同じように自然数の集合Nと順序数ωとが構成できる
 (なお、後者関数の選び方は、無数に可能だが、「二階述語論理によって定式化することで、ペアノシステムを同型の違いを除いて一意に定めることができる」(下記”ペアノの公理”ご参照))
QED (^^;

つづく