>>645
どんなに取り繕っても、
Hermiteの5次方程式の解法は、1858年の数学です
IUTは、2021年の数学です

https://www2.tsuda.ac.jp/suukeiken/math/suugakushi/
数学史シンポジウム報告集
https://www2.tsuda.ac.jp/suukeiken/math/suugakushi/sympo03/
第3回数学史シンポジウム 1992
https://www2.tsuda.ac.jp/suukeiken/math/suugakushi/sympo03/03kasahara.pdf
エルミー トのモジュラー方程式
笠原乾吉 (津田塾大学)
(抜粋)
Hermiteの関心は、この次数を1次下げた方程式を、具体的に表示することにある。
そして長い間の試みの後、1858年 にp= 5の ときの表示式をみつけ、この表示式と
5次方程式のJerrard(と Bring)の 標準型とを組み合わせて、モジュラー関数を用
いての 5次方程式の解法を発見した([3])。 Hermite がこの表示式を得るのに役立っ
たのは次の2つである。

https://mathsoc.jp/publication/tushin/2403/2403tsunogai.pdf
書  評
代数方程式のはなし
- A Dogmatic Introduction to Algebraic Equations -
今野一宏 著,内田老鶴圃,2014 年
上智大学理工学部
角皆 宏
(抜粋)
このようなラグランジュの省察を基にしたルフィニの成果,そしてその議論の僅かな欠陥を補って得ら
れた「5 次以上の方程式の根の公式の非存在」がアーベル・ルフィニの定理として紹介さ
れる.
ここで大団円かと思いきや,さらに話は続いて,言わば第 3 部に入る.第 8 章では時
代を遡って,一般の 5 次方程式を変数変換して解ける形に持ち込もうという,チルンハ
ウスの試みや 5 次方程式のブリング・ジェラードの標準形が詳述される.そして,報わ
れない努力であったかに見えたこれらの結果が,楕円関数の 5 倍公式を用いたエルミー
トの 5 次方程式の解法に繋がることが,最終第 9 章で語られて本当の大団円を迎えるの
である.

[5] 笠原乾吉,モジュラー方程式とエルミートの 5 次方程式の解法(上)(下),現代数学史の
ひとこま,数学セミナー 1987 年 7・8 月号. (p.120)

つづく