>>470
"線型代数を重視"は、下記の斎藤 毅”ブルバキと「数学原論」 pdf (数学セミナー2002年4月号)”に詳しい
確かに、斎藤 毅先生の説明は分かるけど、視点が代数学に偏っている気がする

つまり、21世紀では、線型代数の考え、もっと平たく言えば、行列の概念は、数学を超えて、至る所にあるよ
多分、経済学でも使う手法でもある

だから、大学の教養だろうがね
むしろ、高校数学に落とした方がいい気がする

高校でベクトルと行列を教えることに
日本ではね、こういう議論がすぐ「大学入試問題」の議論にすり替えられることが多い

つまり、「生徒が理解できない」という。その背景に、大学入試問題が難化するという意識
でも、そういう「大学入試問題」の議論にすり替えられるのがね、ちょっとおかしいよね

実際、いま21世紀の世の中で、高校数学として、何を教えるべきか
そういう議論にならない(すぐ入試と絡む)ところが、日本の数学の現状を作っている気がするね

(参考)
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~t-saito/jd.html
ブルバキと「数学原論」 pdf (数学セミナー2002年4月号)
https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~t-saito/jd/bourbakib.pdf
ブルバキと「数学原論」斎藤 毅

「数学原論」の数学的内容について, もう少しだけ立ち入ってみたいと思います. と
いうと, 「構造」についてふれるのがほとんど定番のようになっています. しかしここ
では, ブルバキが線型代数を重視したことに注目したいと思います. このことは, 彼ら
がモデルとしたに違いない, ファン-デル-ヴェルデン「現代代数学」と比べてみるとよ
くわかります. 「数学原論」では, 線型代数と多重線型代数はそれぞれ, 「代数」の巻
の第 2 章, 第 3 章の主題です. 一方「現代代数学」では, 線型代数は最後の巻である第
3 巻の後半, 第 15 章になってようやく現れ, 多重線型代数はでてきません. ブルバキは,
数学全体の基礎を集合論に求めましたが, 代数の基礎は線型代数においたのです.

つづく