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つづき

こうすることにより, 「現代代数学」ではばらばらに扱われていた, イデアル, 線型空間, 拡
大体, アーベル群, 線型表現などが体系的に扱われることになりました. 例えばガロワ
理論は, 拡大体のテンソル積の構造から見通しよく導き出されますし, 行列式も, 外積
代数を使って鮮やかに定義されます. ブルバキはこのように, 線型代数は数学を支える
大きな柱であることを主張しました. 線型代数は, 当時勢いよく発展しつつあったホモ
ロジー代数とともに, その占めるべき本来の位置を数学の中にとりもどしたのです.

つづく