■補題3
 Aを極大元を持たない順序集合とすれば
 φ:A→Aで、任意のx∈Aについて
 φ(x)>xとなるものが存在する

(証明)
 Aの全ての空でない部分集合からなる集合系をMとする
 選出公理によって、Mで定義された写像Φで
 Mの全ての元mに対しΦ(m)∈mとなるものが存在する
 Aは極大元を持たないと仮定されているから
 x∈Aに対して{y|y∈A,y>x}=m_xとおけば、
 どのx∈Aに対してもm_x≠{},すなわちm_x∈M
 そこで、任意のx∈Aに対し
  φ(x)=Φ(m_x)
 としてφ:A→Aを定義すれば、
 φ(x)∈m_xであるから、φ(x)>xとなる